森と夕日
同じ所を夕方もういちど眺めてもホリゾントの明るさが逆になってやはり美しさはもどりません。
ローマやビザンチン建築のアーチを中から眺めたり、まるで細い糸のレース編みをみるような鉄細工の曲線模様のシルエットは日本建築とは異質のものです。
そのシルエットの枠が額縁になって外の風景が展開するのは、砂漠や草原が背景なのです。
日本の建築や住まいにはそうではない灰色の部分があります。
太陽光線が樹々の葉を通して鱒躁の水にあたり、その反射が軒裏や部屋の中の天井にスポットライトのように輝いていることがあります。
これはソファー 通販などインテリアの仕事をしている人もわかってくれるでしょう。
その小さな水面に水すましのような小虫の動くさまがシルエットになっているときなど、スケールのはるかにちがうことではありますが、静止したスカイラインにない動く美しさに見とれるのです。
幼ないころ、夏の午後の昼寝で見た天井に、光の屈折の美しさがあった記憶がよみがえってきます。
"留木、留山"と書いて"とめぎ、とめやま"と読みます。
木曽の馬籠宿揚にある郷土館の資料によると、尾張藩によって寛文5年(1665年)ころからあった制度です。