OA化の利点 2
もっとも仮名が漢字化されることによって、作業職員の疲労は少なく、また、郵便の返送率が少なくなるのも事実で、経済効果として直接把握できない効果はあります。
人員がOAシステム導入にもかかわらず目立って減少しないケースが少なくないのです。
それは机上計算上では減少するはずですが、現実にはそれが困難な事情が存在するからです。
・・・たとえば、システムの移行期には新システムに慣れるまで職員減とはならないし、人口・件数が増加傾向にあるときは抑制効果を期待しても、敢えて減員の必要はありません。
他の行政サービスの所管課で吸収してしまうなどです。
また、OAシステムの導入は、単一目的ではそれほど効果があがりません。
重複使用、複合目的利用することによって効果は増幅していきます。
たとえば、住民情報のコンピュータ化も、オンライン化され全庁的に各行政データと、たとえば税務データなどと連動するとか、選挙人名簿、老人医療、入学児童などにと重複使用されることによって、単位あたりのコスト・ダウンがもたらされるといえます。
しかも、機材費と人件費との上昇率を比較してみるとき、過去のデータでみる限り、前者は実質的にはかなり下落しています。
その卑近な事例は電卓で、その機能を考えれば、さらに実質的なコスト・ダウンとなっています。